ユレイルカプセルクレジングジェルには「炭」成分をとじこめたカプセルが入っています。
煙や炎を出さず火持ちの良い便利な燃料である炭は原料にする木の種類や、製作する際の加熱温度の違いによって、多くの種類がつくられるようになり、さまざまな用途に使われるようになりました。
主に燃料として使われてきた炭ですが、汚れや不純物を吸着する能力にもすぐれており、飲料水や空間の浄化や医療・建築業でも利用されてきた歴史があるのです。
そして近年では、炭を洗顔料やパックに配合することで、毛穴の奥に詰まった角栓や黒ずみ、古い角質、汚れをしっかり落とすことができるアイテムが多く登場しています。またPM2.5などの細かな粒子の汚染物質も吸着しとりのぞくことができる力も注目されているんですよ。
ここではユレイルカプセルクレンジングジェルにも配合されている「炭」の優れた吸着能力についてお伝えします。
古来から利用されてきた炭の性質
今から約30万年ほど前の石器時代にも木炭がつくられていたと思われる痕跡が見つけられたほど、炭は人々の生活に古くから根ざしています。
炭は、木材や竹などを空気が不足した状態で加熱するとできる炭化物です。300℃ほどに加熱していくことで木材から二酸化炭素、水素、炭化水素が揮発していきます。
その一方で、木の内部に張り巡らされた水を根から運ぶ導管、細胞壁などの組織はそのまま残り、無数の小さな孔(あな)となるのです。
このようにしてできた孔に酸素がたくさん入り込むので、 炭は通常の木材よりも燃えやすく、火の持ちがよい燃料となるのです。そして炭が燃料以外でも活用されている秘密もこの孔にあります。
無数の微細な孔が汚れを吸着
炭には1マイクロメートル(1000分の1ミリ)単位のきわめて微細な孔が無数に空いています。
この細孔表面がおこす「液体や気体の中の分子がひきつけられる現象」(毛細管現象や界面現象)によって、炭は液体中や気体中に存在する不純物などさまざまな粒子を吸着するのです。
孔がたくさんあることにより、炭の表面積はきわめて広く木炭1gあたり200~400平方メートルにもなります。 ちなみに400平方メートルは約121坪ほどの大きさになります。この「無数の孔」と「広大な表面積」が高い吸着力のひみつです。
炭は吸着能力はさまざまなシーンで活用されています。下記の例をみてみましょう。
【水を浄化】水道水の塩素を吸着しカルキ臭を除去し、飲料水やお風呂のお湯をまろやかに。また湖や河川の水質改善も。
【空気を浄化】空気中の微粒子もキャッチ、吸着。脱臭効果もあるため冷蔵庫の脱臭剤や空気清浄機のフィルターとして利用。
【医療の現場で】腸管内の老廃物や滞留便を体外に排出させたいときや、毒物を飲んでしまった場合の初期治療、血液浄化など。
【建材に】建築業界では、建材の一部として使用。湿度の調節、カビの抑制、消臭、有害物質の吸着。【農業でも】炭に含まれるミネラル成分が土壌改良に役立ち、また炭の微細な孔で有益な微生物が増えることで、作物が活性化。
医療や農業にも使われているのは意外ではありませんか?生活のいたるところで炭のパワーは発揮されているんですね。
美容でも認められている炭の働き
多くの生活シーンで活用されている炭は、もちろんスキンケアやヘアケアの美容でも取り入れられています。洗顔フォーム、洗顔石けん、パック・マスク、ボディソープ、シャンプーやボディやヘアのケア用品など、多くのアイテムに炭が配合されています。
肌にたまった落としにくい角質や皮脂をしっかり洗浄
炭は前述したとおりそれぞれの孔の大きさが異なり、様々な大きさの分子を吸着する性質があります。
通常の洗浄では落としにくい、肌のざらつきやくすみに悩む人は炭入りのアイテムはおすすめです。
炭には角質除去剤としての効果もあり、古い角質、余分な皮脂など様々な汚れを無理なくオフできます。そのため化粧水や美容液の吸い込みもアップ、透明感のある肌づくりを助けます。
PM2.5・花粉・黄砂など細かな粒子も逃がさない炭の吸着力
日本を含むアジア地域は世界の中でも大気汚染物質濃度が高い傾向があります。呼吸器系や循環器系など健康への影響がクローズアップされやすいですが、大気汚染は肌トラブルや老化の原因にも関係しています。
大気汚れに含まれるのはPM2.5や二酸化窒素、花粉、黄砂、たばこの煙である一酸化炭素、またシックハウス症候群のもととなるホルムアルデヒドなどの有害物質など。
これらの大気汚れが肌に付着したり毛穴に入り込むと、肌荒れを引き起こしたり、皮脂と混ざり合って毛穴汚れとして蓄積されていきます。
※μm(マイクロメートル)は長さの単位で、1μmは1mmの千分の1の長さの0.001mmです。
大気汚染の素となっている浮遊粒子はPM2.5が直径2.5μm以下、花粉が直径約30~40μm、黄砂が直径約4μmほど。
これらは髪の毛の直径(約40~100μm)の15分の1以下と非常に小さい粒子ですが、炭の吸着能力は高く、この細かな粒子もとらえることができます。
炭と酵素のW効果で毛穴の奥からクリアに
ユレイルカプセルクレンジングジェルは、炭と3種の酵素を配合しています。肌に日々溜まっていく多くの汚れを吸着・古い角質除去。透明感のある柔らかな肌づくりをサポートします。
水分や油分、栄養を「あたえる」スキンケアに意識が向きがちな方が多いですが、肌に負担をかける物質を毎日のクレンジングや洗顔で「落とす」スキンケアも重要です。健やかな肌のために落とすスキンケアもアップグレードしましょう。
カプセルをつぶして使う「生感覚」クレンジング
ユレイルカプセルクレンジングジェルを手のひらにとりだすと、澄んだ透明なジェルの中に青と緑のカプセルがいくつも見えます。
この青いカプセルに炭がダイレクトに入っているので、手のひらや指でつぶし中身をジェルに混ぜてからお顔に使用してください。カプセルから溶け出た炭が毛穴の奥の汚れを吸着、からめとります。
使い続けることで毛穴がきゅっとひきしまり、目立たなくなっていきます。肌のくすみや黒ずみも解消されるので、ツヤと透明感が際立つ美しい素肌に。
タンパク質分解酵素も配合・汚れを溶かしだしてからめとる!
ユレイルカプセルクレンジングには炭のほか、2種類の植物由来の酵素と1種類のタンパク質分解酵素が、角栓の汚れをゆるめやすいバランスで配合されています。
毛穴に詰まる角栓は、余分な皮脂や古くなったタンパク質汚れが原因と言われています。これを分解しながら落としてくれるのが「酵素」です。
ふつうの洗顔料では落としきれないような固くなった汚れや皮脂や角栓を酵素がゆるめ、そして溶け出た汚れを炭成分がからめとる「酵素と炭のW効果」で、毛穴の奥の汚れもしっかりとりのぞくことができるのです。
まとめ
ユレイルカプセルクレンジングに配合されている「炭」について下記にまとめます。
・炭には無数の微細な孔があり不純物や微細粒子を吸着する
・炭は空気中に置けば空間、水を通せば水の不純物をそれぞれ浄化。この働きは肌にも同じように作用する
炭成分を配合したユレイルカプセルクレンジングジェルは、毛穴の奥の汚れや皮脂、古い角質などもしっかりキャッチし、とりのぞくことができます。
汚れを残さない洗顔は、単に肌を清潔にするだけでなく、ターンオーバーを正常化し強くすこやかな肌を育みます。古い角質がとりのぞかれてクリアになった素肌は、化粧水や美容液もするするっと浸透し、みずみずしくしなやかな肌本来の美しさが際立ってくるのがわかりますよ。
毛穴の黒ずみや角栓、肌のざらつきが気になる方に特におすすめなユレイルカプセルクレンジングジェル。
肌の芯からクリアになる感覚をぜひ体感してみてください。