目元にハリがなくなってきた方必見!原因をチェックして潤いを取り戻す方法を解説

「目元のシワが気になる」

「目元にハリがない原因は?」

「潤いのある目元を取り戻したい!」

このような悩みをお持ちではないでしょうか。

年齢とともに目元のハリが気になるという方も多いでしょう。目元にハリがなくなるのは、肌の弾力の低下や筋肉の衰えが原因です。しっかりケアしないと、目元の潤いが戻らず老けて見えてしまうことも。

目元にハリを戻すためには、紫外線対策の見直しや丁寧な洗顔を意識することが大切です。この記事では、目元にハリがなくなってきた方に向けて、以下のポイントを解説します。

  • 目元にハリがない原因
  • ハリを取り戻す方法
  • 美容液の選び方

元気で若々しい印象を取り戻したいという方は、最後までご覧ください。

この記事の監修
薬剤師/美容家 椎名 あやな
薬剤師/美容家椎名 あやな
目次

目元にハリがない4つの原因

目元にハリがないと、顔が老けて見えたり暗く見えたりする原因に。若々しい印象を保つためにも、まずは原因をチェックすることから始めてみてください。目元にハリがない原因は以下の4つです。

  • 肌の弾力が低下している
  • 筋肉が衰えている
  • 乾燥している
  • 血行が悪い

原因をチェックして改善に役立てましょう。

肌の弾力が低下している

肌の弾力の元となるコラーゲンやエラスチンは年齢とともに減少します。コラーゲンは20歳まで増えていく一方ですが、代謝が落ちる20代以降は少しずつ減少し、50代には70%になることも。

そのため、加齢とともに肌の弾力が低下していると感じる方が多いのです。さらにコラーゲンは古くなり、ハリがなくなっていくので肌の弾力を低下させます。

年齢を重ねるとターンオーバーが正常に行われなくなり古いコラーゲンが肌に残り続けるため、目元のハリがなくなるのです。

筋肉が衰えている

目元の筋肉が衰えると、ハリがなくなり老けた印象になります。目の周りを囲む眼輪筋は年齢とともに衰え、まぶたが重くなったり目の下の脂肪にハリがなくなったりすることも。眼輪筋は脂肪が表面に出ないように抑える役割があるので、衰えるとたるみの原因になります。

スマートフォンやPCで目を使いすぎると疲労が溜まり、筋肉が衰えることも少なくありません。目元のハリを取り戻すためには、眼輪筋を鍛えることが大切です。

乾燥している

目元の乾燥はハリがなくなる原因の一つです。目元は皮膚が薄く繊細なため、ほかの部分よりも乾燥しやすいのが特徴。紫外線や摩擦のダメージを受けやすいため、乾燥してハリがなくなるのです。

目を擦ると刺激になるので、クセがある方は注意してください。皮膚が弱いため、少しの力で擦っても、ダメージが蓄積されていきます。なるべく目元を触らないようにすると、余計な刺激を与えません。目元を乾燥させないためには、刺激を与えずしっかり保湿することが大切です。

血行が悪い

目元の皮膚は薄いため、血行が悪いと青く見えてハリがなくなったように感じます。血流が悪いと、酸素や必要な栄養素が行き渡らないため、血液が黒ずんで見えます。目元は皮膚が薄いので、黒ずんだ血液が透けて見えてしまうのです。

疲れが溜まっていたり身体が冷えていたりすると、血行が悪くなる原因に。クマが気になる方は血流の悪さが原因かもしれません。目の下や周りが青いと、ハリがなく疲れた印象を与えます。

血流をよくするためには、身体を温めて生活習慣を整えることが大切です。

【今日からできる】目元のハリを取り戻す方法7選

目元のハリを取り戻すためには、特別な治療が必要だと考えている方も多いでしょう。実は、目元のたるみは以下の7つのようなセルフケアで改善できるのです。

  • 紫外線対策を怠らない
  • 洗顔を見直す
  • 摩擦の少ないメイク落としを使う
  • しっかり保湿する
  • ホットタオルを使う
  • アイクリームを使う
  • 表情筋を鍛える

目元にハリがなく疲れた表情だと感じる方は、7つのセルフケアを試してみてください。

紫外線対策を怠らない

目元のハリを取り戻すためには、紫外線対策が欠かせません。目元はほかの部分に比べて皮膚が薄く刺激を受けやすいため、対策しないとメラニンが蓄積されていくのです。紫外線は一年中降り注いでいるので、毎日クリームや帽子での対策が必要です。

室内にいても紫外線が肌まで到達する場合も。外出しなくてもしっかり紫外線対策しましょう。紫外線対策すると、目元への刺激を減らせるのでたるみを改善してハリのある肌へと導きます。

洗顔を見直す

クレンジングで強く擦っていると目元に刺激を与えてしまい、ハリがなくなってしまいます。目元はマスカラやアイラインなどウォータープルーフのものが多いので、ゴシゴシ擦ってしまうという方もいるのではないでしょうか。

落ちにくいアイメイクは専用のリムーバーを使って事前に落としておきましょう。クレンジングは優しく円を描くように行うと効果的。目元のハリがなくなってきたと感じる方は、洗顔を見直して刺激を減らすのがおすすめです。

摩擦の少ないメイク落としを使う

メイク落としで強い刺激を与えると、目元のハリが少しずつ失われていきます。ハリのある目元を保つためには、摩擦の少ないメイク落としを使いましょう。クレンジングで汚れを落とすことだけに注力してしまうと、目元への刺激が増える可能性も。

できるだけ少ない力でメイクを落とせるように、専用のリムーバーを使うのがおすすめです。クレンジングは優しく肌になじませて、マッサージするように行うのがコツ。摩擦の少ないメイク落としを使えば、目元のハリを復活させられるでしょう。

しっかり保湿する

目元はほかの部分に比べて皮膚が薄いため、乾燥しやすいのが特徴です。乾燥を防ぐためには、しっかり保湿することが大切です。まずは化粧水を肌になじませるようにして塗りましょう。化粧水が肌になじんだら、乳液で蓋することで潤いを閉じ込められます。

化粧水や乳液は、以下のような成分が含まれているものがおすすめ。

  • ナイアシンアミド
  • パルミチン酸レチノール
  • ビタミンC誘導体
  • ペプチド類

目元をしっかり保湿することで、ハリのある肌を保てます。

ホットタオルを使う

目元をホットタオルで温めると血流がよくなり、ハリのある肌を目指せます。目元は薄いため血流が透けて見えるので、黒っぽいとハリがないように感じます。目元のハリが気になる方は、以下の方法でホットタオルを作ってみましょう。

  • タオルを固く絞ってラップに包み、500Wで30秒〜1分温める
  • 洗面器に50度前後のお湯を用意し、タオルを浸してから絞る
  • タオルをスチームウォーマーにセットして、約5分加熱する

ホットタオルが冷めるまで目元に置いておくと、血流が改善されます。疲れた印象に見られやすいという方は、血流の悪さが原因の場合が多いので、ホットタオルを活用してみてください。

アイクリームを使う

皮膚は薄く乾燥しやすいため、アイクリームを使ってケアするのがおすすめ。アイクリームには、ヒアルロン酸が含まれているものを選ぶと、肌にハリを与えられます。いつものスキンケアに加えて、アイクリームを使って保湿してみましょう。

アイクリームを塗るときは、優しく刺激を与えないように塗るのが大切です。力が入りにくい中指を使えば、余計な刺激を与えることなくケアできます。目元のハリが気になる方は、アイクリームを使って保湿してみてください。

眼輪筋を鍛える

眼輪筋を鍛えると、ハリのある目元を取り戻せます。眼輪筋は目元にある筋肉で、脂肪が表面に出ないように抑える役割があります。

加齢やモバイル端末の使い過ぎで眼輪筋が衰えると、目元がたるんで疲れた印象に。以下の手順で眼輪筋を鍛えましょう。

  1. 目をしっかりつぶり5秒間キープする
  2. 目を大きく見開いて5秒間キープする

この2ステップを5回繰り返すことで、たるんだ眼輪筋を少しずつ鍛えられます。5セット数分でできるので、目元にハリがなく疲れた印象が気になるという方はチャレンジしてみてください。

目元のハリを取り戻す美容液の3つの選び方

目元のハリを取り戻すには、セルフケアのほかに自分に合った美容液を選ぶことも大切です。美容液を選ぶときは、以下の3つを参考にしてみましょう。

  • 美容成分が入っているものを選ぶ
  • 刺激の少ないものを使う
  • 自分の肌タイプに合ったものを探す

セルフケアと合わせて美容液を使うことで、目元のハリを取り戻しやすくなります。できるだけ早くハリのある目元を取り戻したいという方は、チェックしてみてください。

美容成分が入っているものを選ぶ

目元のハリを取り戻すためには、以下のような美容成分が含まれているものを選びましょう。

  • コラーゲン
  • エラスチン
  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • プロテオグリカン

年齢を重ねるとコラーゲンやエラスチンが減少するため、美容液で補うのがおすすめ。コラーゲンやエラスチンが低下すると、目元のハリがなくなり疲れた印象になってしまいます。セラミドが含まれた美容液は、角質に潤いを与える効果があります。

ヒアルロン酸やプロテオグリカンで、乾燥を防いで目元のハリを取り戻しましょう。

刺激の少ないものを使う

目元は皮膚が薄いので、刺激の少ない美容液を使いましょう。香料や着色料が含まれているものは刺激の原因になりやすいので、避けるのがおすすめ。オーガニックのものでもアレルギーを起こす可能性もあるので、成分をしっかりチェックしてみてください。

成分がすべて無添加なら刺激が少なく安心です。目元は特に繊細なため、刺激の少ない美容液を使うとハリを取り戻しやすくなります。

自分の肌タイプに合ったものを探す

美容液には乾燥肌や脂性肌など、向いている肌タイプがあります。自分の肌タイプに合ったものを探してみてください。乾燥肌の方は、潤いを閉じ込められるクリームタイプがおすすめ。脂性肌の方は、さっぱりしたテクスチャーが適しています。

気になるものは試してみて、自分の肌に合うものを使いましょう。目元だけ別のクリームを用意しておくのも一つです。

ハリのある目元で潤いを取り戻そう

目元にハリがなくなるのは、年齢だけではなく眼輪筋の衰えや乾燥が原因です。ほかの皮膚に比べて薄く繊細なため、少しの刺激でも注意する必要があります。目元への刺激を減らすためには、紫外線対策や保湿などを見直してみましょう。

優しく保湿して、しっかり対策すれば目元のハリを取り戻せます。アイクリームを使えば集中的にケアできます。目元にハリがなくなってきたと感じる方は、今日からスキンケアを見直してみてください。

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