朝の洗顔方法5ステップ!ポイントや肌タイプ別の注意点を解説

この記事の監修
薬剤師/美容家 椎名 あやな
薬剤師/美容家椎名 あやな

「朝の洗顔方法を知りたい」

「洗顔の注意点は?」

「なぜ朝洗顔するの?」

このような悩みをお持ちではないでしょうか。

朝は時間がなくて水洗いだけで済ますこともありますよね。泡でしっかり洗顔すると、就寝中についた汚れや皮脂を落とせるので肌の状態がよくなります。朝の洗顔方法をチェックして見直してみましょう。

この記事では、朝の洗顔方法について以下のポイントを解説します。

  • 朝の洗顔が重要な理由
  • 朝の洗顔方法
  • 洗顔のポイント
  • 肌タイプ別の注意点

朝の洗顔を見直してトラブルを防ぎたい方は、最後までご覧ください。

目次

朝の洗顔が重要な2つの理由

朝の洗顔が重要な理由は以下の2つです。

  • 皮脂や汚れを落とす
  • スキンケアの効果を高める

水洗いしかしていない方は、朝の洗顔の重要性をチェックしておきましょう。

皮脂や汚れを落とす

就寝中は皮脂や汚れが付着しているので、朝しっかり洗顔して落とす必要があります。朝は水洗いだけで済ましてしまうこともあるかもしれませんが、実は皮脂は油分のため、水だけでは落とせません。

洗顔料を使ってしっかり汚れを落とすことで、美肌に近づきます。就寝中の汚れをそのままにしておくと、夜の洗顔でしっかり落とさなければなりませんが、洗い残しがあることも。汚れを持ち越さないためにも、朝洗顔料を使ってしっかり洗顔しましょう。

スキンケアの効果を高める

洗顔でしっかり汚れを落とすことでスキンケアの効果を高めます。さらに、肌の汚れを落としてメイクすると持ちがよくなるため、ヨレやメイク崩れのリスクを減らせます。

就寝中の汚れや皮脂を落とすと、肌表面の層が薄くなるので、化粧水や乳液が浸透しやすくなるのです。朝洗顔することで、スキンケアが浸透しやすくなり、肌の状態もよくなります。トラブルを減らして透明感のある肌にするためには、洗顔料を使って朝洗顔するのがおすすめです。

朝の洗顔方法5ステップ

朝の洗顔方法は以下の5ステップです。

  1. 手を清潔にする
  2. 洗顔料をしっかり泡立てる
  3. 優しく洗う
  4. ぬるま湯でしっかりすすぐ
  5. 清潔なタオルで拭く

5つのステップをチェックしておけば、肌の状態がよくなるでしょう。

1.手を清潔にする

手についた雑菌を落とすために、ハンドソープを使って清潔にしておきましょう。手の雑菌がついたまま洗顔すると、そのまま顔に伸ばすことになります。せっかく洗顔しても、手の雑菌がついたままでは効果を実感できません。

洗顔の効果を高めるためには、手の雑菌を洗い流してから行ってください。

2.洗顔料をしっかり泡立てる

キメの細かい泡は肌の奥まで浸透し、汚れを落としやすくします。肌への摩擦を減らすためにも、しっかり泡立てた洗顔料が必須です。泡立てた洗顔料は肌に吸収されやすいので、皮脂や角質をしっかり落とせます。

泡立てネットを使えば効率的で時短になるのでおすすめです。皮脂や汚れを落とすためには、洗顔料をしっかり泡立てましょう。

3.優しく洗う

肌への刺激は最小限に抑えるために、ふわふわの泡で優しくなでるように洗いましょう。肌へのダメージが蓄積すると、メラニンが生成されてシミやくすみの原因になります。肌の透明感を上げるためには、刺激を最小限にすることが大切です。Tゾーンから優しく洗い、目元や口元は洗いすぎないように注意してください。

Tゾーンは皮脂がたまりやすいので、泡を使って優しくしっかり洗うのがポイントです。目元や口元は皮膚が薄いため、少しの刺激でシワやたるみになってしまうことがあります。

4.ぬるま湯でしっかりすすぐ

洗顔後は30〜34度のぬるま湯でしっかりすすぎましょう。シャワーは刺激になるので、手でお湯をすくって洗い流してください。お湯の温度が高いと肌に必要な潤いまで奪ってしまうので、乾燥の原因になることも。体温くらいを目安にすると汚れが落ちやすくなり効果的です。

急いでいるとシャワーで洗い流してしまいがちですよね。肌への刺激を最小限にするためには、ぬるま湯を手ですくって洗い流すのがおすすめです。

5.清潔なタオルで拭く

お湯でしっかり流したら、タオルを肌に押しあてるようにして水分を拭き取りましょう。タオルでゴシゴシ拭いたり、何度もぬぐったりすると刺激になりくすみや肌荒れの原因になります。肌トラブルを防ぐためには、タオルを使い回さず清潔なものを用意してください。

朝に洗顔するときのポイント3選

朝に洗顔するときは、以下の3つのポイントをチェックしておきましょう。

  • 刺激を最小限に抑える
  • すすぎ残しがないように注意する
  • 保湿を忘れない

3つのポイントをチェックしながら洗顔することで、さらに美肌に近づきます。

刺激を最小限に抑える

洗顔するときは、肌への刺激を抑えるためにこすらずなでるようにするのがポイント。肌は平均すると2ミリメートル程度しか薄さがないため、刺激が伝わりやすいのです。肌への刺激が蓄積すると、メラニンが発生しくすみの原因になることも。

朝に洗顔するときは、刺激を最小限にするためにも、優しくなでるように洗いましょう。洗顔後はタオルでゴシゴシと拭いてしまうと刺激になるので、水分を押さえるように拭き取るのがコツです。

すすぎ残しがないように注意する

洗顔料が残っていると肌荒れの原因になります。特に顎や小鼻はすすぎ残しになりやすいので、注意しましょう。手でお湯をすくって約30回を目安に洗うとすすぎ残しを防げます。急いでいるとすすぎ残しになるので、しっかり洗い流すことが大切です。

朝は時間がないこともあるかもしれませんが、時間をかけて洗顔すると肌の状態がよくなります。余裕をもって準備できるように朝のスケジュールを考えておきましょう。

保湿を忘れない

洗顔の後は乾燥しやすいため、必ず保湿しましょう。化粧水は叩き込むのではなく、肌になじませるようにして使います。叩き込むと刺激になるので、くすみやシワの原因になることもあります。できるだけ刺激を減らすためには、叩かず押さえるようにして使いましょう。

洗顔後は化粧水の後に乳液で保湿してください。化粧水で水分補給し、乳液で蒸発しないように蓋する役割があります。乳液を塗らないと、化粧水で補給した水分が蒸発して、肌がカサつく原因に。洗顔の効果を高めるためにも、しっかり保湿することが重要です。

肌タイプ別:朝の洗顔の注意点

肌タイプ別に朝の洗顔の注意点を解説します。自分の肌タイプをチェックして、洗顔の参考にしてみてください。

乾燥肌

乾燥肌の注意点は以下の3つです。

  • 刺激を与えない
  • 乾燥が気になるときはホットタオルを使う
  • アミノ酸系や弱酸性系の洗顔料を使う

乾燥肌は特に刺激を感じやすいため、こすらずなでるように洗うのを徹底しましょう。刺激が蓄積されると、肌荒れやくすみの原因になります。乾燥が気になるときは、ホットタオルを洗顔の代わりにしても問題ありません。

ホットタオルをあてると毛穴が開くので汚れを落とせます。乾燥肌の方は少しの刺激でも乾燥してしまうため、アミノ酸系や弱酸性系の肌に優しい洗顔料を使うのがおすすめです。

脂性肌

脂性肌の注意点は以下の3つです。

  • たっぷりの泡で洗顔する
  • Tゾーンから洗う
  • 洗浄力の強すぎる洗顔料は使わない

脂性肌の方は皮脂がたまりやすいので、朝洗顔するときはTゾーンから洗うと汚れが落ちやすくなります。ただし、皮脂を落とすためにゴシゴシこすったり、洗浄力の強い洗顔料を使ったりするのはNGです。

皮脂を落とすために洗浄力の強すぎる洗顔料を使うと、必要な成分まで落としてしまうため注意してください。肌トラブルをなくすためには、脂性肌でもたっぷりの泡で優しく洗うことが大切です。

敏感肌

敏感肌の注意点は以下の2つです。

  • 摩擦を減らす
  • 低刺激な洗顔料を使う

摩擦が多いと肌荒れやくすみの原因になるため、優しくなでるように洗いましょう。たっぷりの泡で摩擦を減らしてなでるように洗うことで、肌トラブルを防げます。刺激の強い洗顔料は避けて、アミノ酸系や弱酸性系の洗顔料を使いましょう。

朝の洗顔方法を見直して肌トラブルを防ごう

朝の洗顔は就寝中の皮脂や汚れを落とす役割があります。水洗いだけでは落としきれない汚れを落とせるので、スキンケアが浸透しやすくなるメリットもあります。

朝洗顔するときは、手を清潔にしてから行いましょう。手には汚れがついているので、そのまま洗顔すると雑菌を伸ばしてしまうおそれがあります。顔を拭くときも、雑菌をつけないように清潔なタオルを用意しておくのが大切です。

刺激を最小限に抑えてしっかり保湿すれば、肌トラブルを防げます。透明感のある肌を取り戻すためにも、まずは朝の洗顔方法から見直してみてください。

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