肌が白くなる食べ物5選!重要なポイントや避けるべき特徴を紹介

この記事の監修
薬剤師/美容家 椎名 あやな
薬剤師/美容家椎名 あやな

「肌を白くしたい」

「食べ物で肌は白くなる?」

「お金をかけずに肌を白くする方法は?」

このような悩みをお持ちではないでしょうか。

肌のターンオーバーが乱れると、くすんで見えるため顔色が暗く見えます。元の肌以上に白くするのは困難ですが、本来の透明感のある顔色に戻すことは可能です。まずは食べ物から見直してみましょう。

この記事では、肌が白くなる食べ物について以下のポイントを解説します。

  • 肌が白くなるために押さえておくべきポイント
  • おすすめの食べ物
  • 肌が白くなるのを阻害するおそれのある食べ物

肌が白くなる食べ物を知りたい方は、最後までご覧ください。

目次

肌が白くなるメカニズムをサクッと解説

肌が白く見えない理由は、メラニンが刺激や紫外線によって生成され、蓄積してくすんでいるからです。

くすみを改善するには、肌のターンオーバーを整えることが大切です。ターンオーバーを整えると、くすみが取れて肌が白くなります。
ただしターンオーバーには28〜45日かかるため、長期間のケアが必要です。

肌を白くするためには、食生活や生活習慣を見直しましょう。紫外線対策を徹底してくすみの原因となるメラニンの発生を抑制することで、本来の肌の色に近づきます。

肌が白くなるために重要な押さえておくべき5つのポイント

肌が白くなるために押さえておくべきポイントは以下の5つです。

  • 紫外線対策を徹底する
  • 保湿を忘れない
  • 摩擦を最小限に抑える
  • 生活習慣を見直す
  • 食生活を整える

肌を白くするためには、5つのポイントをチェックしておきましょう。

紫外線対策を徹底する

紫外線は肌を老化させ、シミやくすみの原因になるためしっかり対策することが大切です。屋内にいても紫外線の影響を受けるので、毎日日焼け止めクリームを使用しましょう。日焼け止めクリームはSPF30以上、PA++以上のものがおすすめです。

日焼け止めクリームは時間が経つと落ちてしまい、本来の効果を発揮できません。そのため、1回塗るだけではなく、2時間に1回を目安に塗り直すのが大切です。外出するときは帽子やアームカバーを使うのも効果的なので、肌を白くするためには積極的に活用しましょう。

保湿を忘れない

肌が乾燥していると凸凹ができてくすんで見えるため、白くなりません。保湿を怠ると肌のバリア機能が低下して肌荒れの原因になり、くすんでしまうのです。肌を白くするためには、保湿を徹底しましょう。

化粧水と乳液を使って肌の水分量を維持すると、透明感が出て肌が白くなります。洗顔後には化粧水の後に乳液で蓋をするのが効果的です。

摩擦を最小限に抑える

摩擦でメラニンが生成されるため、肌への刺激は最小限に抑えましょう。摩擦が原因で色素沈着が起きて、肌がくすんで見えることがあります。身体を洗うときにナイロンタオルやボディブラシを使う方は、摩擦黒皮症になることがあるので注意してください。

生活習慣を見直す

睡眠不足や疲労の蓄積は、肌をくすませる原因になります。肌を白くするには、生活習慣を見直してみましょう。睡眠の質を高めるために、睡眠時間は7時間を目安にして、就寝前はスマートフォンやPCを控えるのがおすすめです。

寝室の温度を適温に保つことで、快適な睡眠環境を維持できます。お風呂はできるだけ入浴して身体を温めると、一日の疲れを癒せます。生活習慣を見直すと、少しずつ肌が白くなるでしょう。

食生活を整える

食生活を整えて、身体の内側から肌を白くしましょう。肌が白くなるには、ビタミンやリコピンが欠かせません。糖質や油分が多い食生活を続けると肌のくすませる原因になるため、必要な栄養素をバランスよく摂取することが大切です。

肌を白くするためには、食生活を整えて必要な栄養素を摂取しましょう。

肌が白くなるのをサポートする食べ物5選

肌が白くなるのをサポートする栄養素と食べ物は以下の5つです。

  • ビタミン:パプリカ・レバー
  • リコピン:トマト・スイカ
  • アスタキサンチン:鮭:いくら
  • イソフラボン:大豆
  • タンパク質:肉・魚

肌を白くしたい方は、栄養素の特徴をチェックしておきましょう。

ビタミン:パプリカ・レバー

ビタミンには、以下のような効果があります。

  • ビタミンA・ビタミンB6:肌のターンオーバーを促進する
  • ビタミンB-1:ストレスの軽減をサポート
  • ビタミンB2:肌荒れを改善
  • ビタミンB12:体内のリズムを整える
  • ビタミンC:老化防止作用がある
  • ビタミンE:肌に栄養素を送るサポートをする
  • ビタミンH・ナイアシン:皮膚を健康的に維持する
  • パントテン酸:糖質や脂質をエネルギーに変える

パプリカは、ビタミンA・C・Eを含んでおり、肌を白くするのに適した食材です。パプリカに含まれるビタミンは熱に弱いため、生で摂取するのがおすすめ。日々の食生活にサラダを1品プラスしてみましょう。

レバーはビタミンAが含まれており、老化を防ぐ役割があります。肌の透明感を維持するためには、積極的に献立に取り入れてみてください。

リコピン:トマト・スイカ

リコピンはメラニン色素の発生を抑える働きがあります。紫外線やストレスなどが原因で活性酸素が発生しますが、リコピンは抗酸化力が高いためメラニン色素の発生を抑制できるのです。

トマトにはリコピンのほかにβカロテンやビタミンC・Eなども豊富に含まれているため、肌を白くするサポート機能が期待できます。スイカと一緒にイチゴやキウイを摂取すると、バランスよく栄養素を取り入れられます。

アスタキサンチン:鮭:いくら

アスタキサンチンは強い抗酸化作用があり、肌の老化を食い止める役割があります。鮭はDHAやEPAが含まれており、シワやたるみを予防する効果も期待できるので、若々しい印象を取り戻したい方におすすめです。

いくらは肌を紫外線から守り、ハリを保つ役割があります。アスタキサンチンは脂質と一緒に摂ると効果を発揮しやすい特徴があります。いくらには脂質も含まれているため、効率的にアスタキサンチンを摂取できるでしょう。

イソフラボン:大豆

イソフラボンは肌の老化を防ぐ役割があります。イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと同じ働きをし、美白をサポートします。女性ホルモンが低下するとくすみやシミの原因になるので、大豆で積極的に取り入れましょう。

タンパク質:肉・魚

タンパク質は肌の潤いを保つコラーゲンの生成を促します。タンパク質を含む食材には脂質が含まれているものも多いため、バランスよく摂取するのがおすすめです。

脂質を摂りすぎると、体内で酸化して肌荒れの原因になります。片手にのるくらいの肉や魚の摂取を目安にしましょう。

肌が白くなるのを阻害するおそれのある食べ物の3つの特徴

肌を白くするためには、以下3つの特徴がある食べ物は控えましょう。

  • 糖質や油分が多い
  • ソラレンが含まれている
  • カフェインやアルコールが含まれている

完全に食べないのは困難ですが、食べる頻度を減らすことは可能です。肌を白くするためにも、まずは食生活から見直してみてください。

糖質や油分が多い

糖質や油分を摂りすぎると、体内で酸化して肌荒れやくすみを誘発します。肌を白くするには、糖質や油分を控えるのがおすすめです。特に糖質や油分は揚げ物やスナック菓子に多く含まれているため、摂りすぎないように注意してください。

消費者庁の「栄養素等表示基準値の改定に関する調査事業 報告書 」によると、油分の元である脂質は62グラム、糖質を含む炭水化物は320グラムが1日の目安です。1日の目安をチェックして、糖質や油分がそれ以上にならないように注意しましょう。

ソラレンが含まれている

柑橘類やハーブ類に含まれるソラレンは、摂取から約2時間後に紫外線を吸収しやすくなる性質があるため、朝は摂取しないのがおすすめです。朝摂取すると、外出したときに通常より紫外線を吸収しやすくなるので、シミやくすみの原因になります。

ソラレンを含む食材は日没後に摂取しましょう。朝はソラレンを含まない食材やフルーツを意識的に取り入れてみてください。

カフェインやアルコールが含まれている

体内でアルコールを分解するのにビタミンが使われるので、美白のために摂取しても意味がなくなってしまいます。また、カフェインやアルコールを分解するのに肝臓や腎臓が使われるため、過剰に摂取すると顔色がくすんで見えることがあります。

肌を白くするためには、カフェインやアルコールを控えましょう。過剰に摂りすぎると、美白効果が薄まるだけではなく不眠や吐き気を誘発するおそれがあります。

肌が白くなる食べ物を摂取して透明感を取り戻そう

肌が白くなるのをサポートする食べ物は、ビタミンやリコピンが含まれているものがおすすめです。肌がくすんで見えるのは、ターンオーバーが乱れている状態なので、まずは正常な周期に戻すことを意識しましょう。

食生活以外にも、紫外線対策の徹底や保湿で肌の透明感は取り戻せます。肌がくすんで見える方は、糖質や油分の多い食事は控えて、食生活を見直してみてください。肌が白くなる食べ物を摂取して、本来の透明感のある顔色を取り戻しましょう。

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