炭酸パックの効果的な使い方5ステップ!効果や注意点を解説

この記事の監修
薬剤師/美容家 椎名 あやな
薬剤師/美容家椎名 あやな

「炭酸パックの使い方を知りたい!」

「毎日使ってもいいの?」

「効果的な使い方はある?」

このような悩みをお持ちではないでしょうか。

炭酸パックは事前に使い方をチェックしておくことで、トーンアップや肌トラブルの改善が期待できます。1〜2週間に1回がベストで、使いすぎると肌荒れや乾燥を引き起こすおそれも。

この記事では、炭酸パックの効果的な使い方について以下のポイントを解説します。

  • 炭酸パックの効果
  • 効果的な使い方
  • 炭酸パックの種類
  • 注意点

炭酸パックを使おうと思っている方は、最後までご覧ください。

目次

炭酸パックは使い方が簡単な美容アイテム

炭酸パックとは、炭酸が溶け込んでいるパックのことです。炭酸パックに含まれる二酸化炭素の分子は小さく浸透しやすいため、肌になじみやすいケア商品として人気があります。

シートタイプやジェルタイプなどさまざまなタイプがあるので、目的に合わせてさまざまな使い方ができます。どのタイプも簡単に使えるので、使ったことがない方にもおすすめです。

炭酸パックの3つの効果

炭酸パックの効果は以下の3つです。

  • トーンアップ
  • 肌トラブルの改善
  • 保湿

それぞれチェックしておきましょう。

トーンアップ

炭酸パックを使うと、血中の二酸化炭素が増えて毛細血管が拡張し、血行が改善されます。血行が改善されることで、細胞のすみずみまで酸素や栄養が行き渡りやすくなり、肌のターンオーバーを正常化します。ターンオーバーが正常化されると、古い角質や皮脂が排出されやすくなるので、肌のトーンが明るくなるのです。

炭酸パック自体に保湿の役割があるため、肌にうるおいを与えて明るく見えます。肌の水分量が少ないと、顔色がくすんで見えますが、しっかり保湿することで明るい印象になります。

肌トラブルの改善

炭酸ガスにはタンパク質を吸着する役割があるため、肌表面に残った皮脂や角質を取り除きます。皮脂や角質が残っていると肌荒れの原因になるため、正常な周期で汚れを取り除くことが大切です。

炭酸パックはニキビや肌荒れの予防にも適しているため、肌トラブルを防ぐためにも積極的に活用しましょう。

保湿

炭酸パックを使うことで肌の水分量が増えるため、ハリのある肌になります。肌の内側に水分を補給するので、シワやたるみを予防する効果もあります。乾燥や肌荒れしやすい方は、炭酸パックを適宜使うことで、肌の状態を改善するきっかけになるでしょう。

炭酸パックの効果的な使い方5ステップ 

炭酸パックの効果的な使い方は以下のとおりです。

  1. 洗顔する
  2. 炭酸パックを塗る
  3. 約15分待つ
  4. 洗い流す
  5. 保湿する

使い方がよくわからない方は、順番をしっかりチェックしておきましょう。

1.洗顔する

まずは洗顔で顔の皮脂や汚れを落としましょう。皮脂が残っていると炭酸パックの効果を実感しくにいため、しっかり洗顔することが大切です。手には雑菌がついているため、しっかり洗って清潔にしてから洗顔してください。

優しくなでるように洗顔してぬるま湯でしっかりすすいだら準備完了です。清潔なタオルで水分を押さえるように拭き取ったら炭酸パックを塗りましょう。

2.炭酸パックを塗る

洗顔後、化粧水で肌を整えたら炭酸パックを塗ります。洗顔後は毛穴が開いているので、すぐに炭酸パックを塗ると浸透しやすいのが特徴です。

洗顔後ではなくても炭酸パックを使えますが、より高い効果を実感するためには、すぐに塗るのがおすすめです。炭酸パックは毎日使うと肌が過敏になるおそれがあるので、1~2週間に1回を目安に使いましょう。

3.約15分待つ

炭酸を皮膚の内部まで浸透させるために約15分待ちましょう。すぐに洗い流すと、本来の効果を実感できないことがあります。製品によって待ち時間が変わる場合があるので、しっかり確認してみてください。

4.洗い流す

ジェルタイプや泡タイプの炭酸パックを洗い流すときは、刺激を与えないように丁寧に落としましょう。肌に刺激を与えるとくすみの原因になるメラニン色素が発生するため、顔色がくすんで見えることも。

ゴシゴシこすらないように注意してください。ぬるま湯をすくって30回くらい洗い流すと、すすぎ残しを防げます。

5.保湿する

炭酸パックが終わった後の肌は敏感なので、化粧水や乳液でしっかり保湿しましょう。保湿せずにそのままにしておくと、肌が乾燥してトラブルの原因になることもあります。化粧水は叩き込むのではなく、なじませるように使うことが大切です。

化粧水で肌を整えたら、乳液で蓋をすると水分を閉じ込められます。しっかり保湿して炭酸パックの効果を最大限に実感しましょう。

炭酸パックの種類3タイプ

炭酸パックの種類は以下の3つです。

  • ジェルタイプ
  • 泡タイプ
  • シートタイプ

それぞれメリットやおすすめの人の特徴を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

量を調節したいならジェルタイプ

ジェルタイプは透明ジェルと炭酸パウダーを混ぜて使います。自分で混ぜるので、手作りできるのが魅力です。泡はもちもちで顔全体に伸ばせて使えるため、全体的にトーンアップできます。1回の量を調節しやすく、顔全体にしっかり使いたい方はジェルタイプを使ってみましょう。

お風呂で使うなら泡タイプ

泡タイプはスプレー缶のタイプが多いので、準備なしで使いたい方におすすめです。手に出すときは泡の状態なので、泡立てる手間がかかりません。洗顔料と同じように使えるため、お風呂で使いたいときにぴったりです。準備せずにお風呂で使いたい方は、泡タイプを選んでみてはいかがでしょうか。

手軽にケアしたいならシートタイプ

シートタイプは洗い流さなくてもよいので、お風呂でなくても簡単に使えます。3つのタイプの中でも低価格で使いやすいので、初めてパックする方にもおすすめです。1回ずつ使えるため、まずは試してみたいという方はシートタイプを選んでみてください。

炭酸パックの使い方でチェックすべき3つの注意点

炭酸パックを使うときの注意点は以下の3つです。

  • 赤みやかゆみが出る場合がある
  • 使いすぎると肌が乾燥する
  • 敏感肌になることがある

注意点をチェックして、効果的な使い方ができるようにしましょう。

赤みやかゆみが出る場合がある

炭酸パックをやりすぎると、血中の二酸化炭素濃度が高まり、身体が酸素を取り入れようとするため赤みが出ることがあります。人によっては1回の使用で赤みやかゆみを感じる場合があるので、使用前は必ずパッチテストしておきましょう。

敏感肌の方は特に赤みやかゆみが出やすいので、肌に優しい低刺激のパックから使うのがおすすめです。

使いすぎると肌が乾燥する

炭酸パックは皮脂や角質を吸着するため、使いすぎると肌が乾燥してテカリが目立つようになります。毎日使うと刺激が強いので、1〜2週間に1回スペシャルケアとして取り入れるのがおすすめです。

炭酸パックは効果が高いので何回も使ってしまいがちですが、逆に肌荒れの原因になってしまうため、使用頻度はしっかり守りましょう

敏感肌になることがある

炭酸パックをやりすぎると乾燥肌になり、刺激に敏感になることがあります。1〜2週間に1回の頻度を守って、パック後は化粧水や乳液でしっかり保湿することが大切です。

炭酸パックで得た水分を化粧水や乳液でしっかり保湿することで、肌内部の水分量を増やせます。炭酸パックで敏感肌にならないように、丁寧に保湿することを徹底しましょう。

炭酸パックの使い方をチェックして美肌を目指そう

炭酸パックはトーンアップや肌トラブルの改善などが期待できるケア商品です。炭酸パックに含まれる二酸化炭素の分子が細かいため、肌に浸透しやすく皮脂や汚れを落としてくれます。

効果をしっかり実感するためには、まず手を清潔にすることから始めましょう。手についた雑菌をそのままにしておくと、炭酸パックの本来の効果が得られません。使い終わったらしっかり保湿して、うるおいを閉じ込めることが美肌への近道です。

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