丁寧にメイクをしたのにもかかわらず「毛穴が余計に目立って見える」と悩んだことはありませんか？
毛穴浮きは、皮脂分泌が多くなることや、乾燥することによって皮脂が過多になることで起こります。この記事では、毛穴浮きの原因と対策法について紹介します。
これから紹介する内容にそってしっかりと対策をすることで、毛穴浮きは改善できますよ。ぜひ最後までご覧ください。
毛穴浮きの原因｜皮脂の過剰分泌
毛穴浮きのおもな原因は、「皮脂の過剰分泌」によるものです。皮脂の過剰分泌の原因は「オイリー肌」と「乾燥肌」の2つにわけられます。自分の肌がトラブルを起こしている原因をきちんと特定し、適切な対処法を見つけましょう。
オイリー肌
皮脂がたくさん出るオイリー肌の人は、皮脂分泌が過剰なため、毛穴に角栓がつまり皮脂崩れをおこしやすいです。皮脂崩れは、皮脂の分泌がとくに多い鼻やおでこのTゾーンに多く見られます。
ファンデーションが毛穴のまわりから剥がれてしまうため、毛穴浮きが目立ってしまうのです。
乾燥肌
肌が乾燥していることと皮脂の過剰分泌は、対局にあると思われがちです。しかし、混合肌や乾燥肌の人は、肌の水分量が低下すると肌は水分が蒸発しないように、皮脂をたくさん出して補おうとします。
そのため、たくさん皮脂が出ることによりファンデーションの毛穴浮きがおこってしまうのです。
毛穴浮き防止｜ポイント4選
ファンデーションの毛穴浮きを防ぐために日頃からできる対策を4つ紹介します。
- クレンジングでメイクをきちんと落とす
- 丁寧に洗顔する
- メイク前にしっかり保湿する
- 毛穴浮気しない化粧下地・ファンデーションを選ぶ
日々のケアにすぐ取り入れられるものも紹介しますので、ぜひ試してみてください。
1.クレンジングでメイクをきちんと落とす
まずはクレンジングを使ってしっかりとメイクを落としましょう。毛穴にメイク汚れが残ったままだと、毛穴に角栓が詰まりやすくなります。
クレンジングは、パッケージなどに記載がある使用量を必ず守るようにしましょう。クレンジングの使用量が少ないときちんとメイクが落ちなかったり、なじませる際に摩擦が生じて肌への負担となったりする場合があります。
また、メイクを落とそうとして肌をゴシゴシこすることはNGです。クレンジングをメイクになじませると、自然とメイクが浮いてきます。
角栓が気になる部分は、指先を使ってクルクルと小さい円を描くようにしてクレンジングをなじませていきましょう。
クレンジングをすすぐ際にお湯が熱すぎると、肌に必要な水分や油分まで落としてしまい、乾燥を招く原因となります。毛穴から余分な皮脂などが浮き出す温度は、30～32度くらいだと言われています。触ったときにぬるいなと感じる程度に温度調節してください。
2.丁寧に洗顔する
クレンジングでメイクを落としたら、洗顔料を使って皮脂などの毛穴の汚れを丁寧に落とします。
洗顔で重要なことは「きちんと泡立てて洗うこと」と「肌をこすらないこと」です。洗顔料は十分に泡立てて使うという想定のもとでつくられています。そのため、十分な泡をたてていないと、肌の汚れをきちんと落とすことができません。
毛穴の目立ちが気になる額や小鼻回りなどは、泡を毛穴にギュッギュッと詰め込むイメージで洗うと、すっきり洗い上げることができます。洗顔時も手で摩擦しないように注意しましょう。
最後に、泡が残らないように顔のすみずみまできれいに洗い流します。髪の生え際やフェイスラインはとくにすすぎ残しが多いので注意してください。
3.メイク前にしっかり保湿する
保湿をせずに肌の水分が不足してしまうと、それを補おうと過剰に皮脂が分泌されます。洗顔後はしっかりと保湿ケアをしましょう。
洗顔後は乾燥しやすい無防備な状態です。時間をおかず、すぐに化粧水で肌にうるおいを与えましょう。その後はかならず乳液やクリームなどの保湿アイテムで肌にフタをして、うるおいを閉じ込めます。手のひらで温めてから使用すると肌に浸透しやすくなりますよ。
スキンケアは季節を問わず、とにかく保湿が大切です。多くの人は、自分で思っている以上に肌の保湿ができていません。
しっかりと保湿したハリのある肌には、きちんとメイクが密着します。逆に、乾燥して毛穴がしぼんでいる肌にはメイクが密着しないので、時間が経つと崩れてしまいます。少しめんどうだと思っても、メイク前にしっかりと保湿ケアをおこなうことは大切です。
4. 毛穴浮きしない化粧下地を選ぶ
化粧下地は、メイクの仕上がりや維持を格上げします。肌の表面を整えることで毛穴のカバー力を高め、長時間崩れず毛穴浮きしないメイクを完成させます。
ファンデーションが毛穴浮きしやすいなら、皮脂コントロール系の化粧下地を選ぶのがおすすめです。皮脂を吸収してくれる成分が配合されており、メイク浮きの予防を期待できます。
ファンデーションの毛穴浮き対策方法
ファンデーションの毛穴浮き対策方法は、きちんと自分の肌質にあったファンデーションを選び、正しい方法でファンデーションをつけることです。それでは、こまかく説明していきます。
毛穴浮きしにくいファンデーションの選び方
毛穴浮き対策には皮脂吸着効果があり、また細かい粒子タイプのファンデーションを選ぶことをおすすめします。皮脂を吸着してくれるファンデーションをつけることで、より肌への密着度が高くなります。
ファンデーションをつけたあとは、フェイスパウダーを使います。フェイスパウダーは、ファンデーションをより肌に密着させ、ヨレや崩れ防止になり、ファンデーションの毛穴浮き対策には欠かせないアイテムです。
パフやブラシにフェイスパウダーを含ませ、肌の上を軽く押し上げるイメージでのせていきます。最後にブラシでくるくると余分な粉をはらいながら、フェイスパウダーを肌になじませます。
ファンデーションをつける際の注意点
どんなに自分にあったファンデーションを選んだとしても、間違ったつけ方をしてしまうと効果は十分に得られません。正しい方法を用いて、毛穴浮きが気にならない肌に仕上げましょう。それでは、ファンデーションをつけるさいの注意点を説明していきます。
- 適量のファンデーションを使う
ファンデーションの量は、かならず適量を守るようにしてください。多くつけたほうがカバー力があると勘違いしてしまいがちですが、つけすぎは毛穴浮きの原因になります。全顔で1cm大を目安にしてください。
- ファンデーションをつける順序
ファンデーションは、頬からつけはじめ、頬につけた残りでTゾーンや目元、口元を仕上げてください。皮脂が多いTゾーンにファンデーションをつけすぎると化粧崩れの原因になるので、最後に残ったファンデーションをつける程度でじゅうぶんです。
- 何もついていない面のスポンジを使う
ファンデーションを肌全体につけたあとは、何もついていないきれいな面のスポンジを使って、肌につけたファンデーションを密着させます。
- ファンデーションを入れ込む
毛穴は下向きに開いています。そのため、なじませるためにさまざまな方向からファンデーションを入れ込みます。
- 毛穴はぼかすイメージで
毛穴をカバーしようと、ついついファンデーションを厚塗りしてしまいがちです。しかし、つけすぎると毛穴浮きの原因にもなりますので、ぼかすイメージでファンデーションをつけていきましょう。
ちょっとしたポイントをおさえるだけで、毛穴浮きを防ぐことができます。毎日のメイクのさいに、ぜひ取り入れてみてくださいね。
まとめ｜毛穴浮きをなくし、理想の肌を手に入れよう！
この記事では、毛穴浮きの原因とその対策について説明しましたが、いかがでしたか？
メイクをするたび、また鏡を見るたび毛穴が気になってしまうのは辛いですよね。時間をかけてメイクをしたのにもかかわらず毛穴浮きがみられると残念な気持ちにもなります。毛穴浮きの主な原因は「皮脂の過剰分泌」にあるので、皮脂対策をしっかりと行うことが欠かせません。
この記事を参考に、まずは自分の毛穴浮きの原因をつきとめましょう。そのうえで、紹介している対策を日々実践してみてください。きっとあなたの理想の肌を手に入れられますよ。
